2025年3月期決算説明会(決算ハイライト・質疑応答)

日時
  • 2025年5月14日(水)
    16:00-17:00(決算プレゼン)
    18:00-18:45(アナリスト・投資家向け質疑応答)
場所 KDDIホールよりオンライン配信
登壇者
  • 代表取締役社長 CEO 松田 浩路
  • 代表取締役執行役員副社長 ビジネス事業本部長 桑原 康明
  • 取締役執行役員常務 CFO コーポレート統括本部長 最勝寺 奈苗
  • 取締役執行役員常務 パーソナル事業本部長 竹澤 浩
  • 執行役員常務 CSO 兼 CDO 経営戦略本部長 勝木 朋彦
  • 執行役員 コーポレート統括本部 経営管理本部長 明田 健司

決算ハイライト

決算説明会の模様

決算説明会では、「2025年3月期決算」について、社長の松田より説明しました。

1. 目指す姿

  • 次の成長にむけて2つの点にこだわり、夢中に挑戦できる会社を目指す

    • 「つなぐチカラの進化」:土台となる通信ネットワークをKDDIの強固な競争基盤に磨き上げる
    • 「デジタルデータ×AIによる新たな価値創出」:各事業ドメインへの適用を通じポートフォリオを強化させる
  • これらの取り組みを中心にサテライトグロース戦略を推進し、事業成長と企業価値の最大化させる

2. 25.3期業績

  • 25年3月期業績は増収増益。中期経営戦略の最終年度に向けて順調に進捗
  • 売上高は5兆9,180億円、YOYプラス2.8%
  • 営業利益は1兆1,187億円、YOYプラス16.3%
  • 当期利益は6,857億円、YOYプラス7.5%
  • 5G通信は通信ARPU収入が増収基調を継続
  • 金融・エネルギーは、YOY二桁増益を達成、通信との連携により顧客基盤が拡大
  • ローソンは業績好調、194億円の利益貢献。Pontaパスなどのシナジーが顕在化
  • DXはグロース領域がYOY二桁増収と成長を牽引
  • 株主還元は機動的な自己株式取得を行い、25.3期の取得総額は4,000億円

3. 26.3期見通し

  • サテライトグロース戦略を推進し、さらなる増収増益を目指す

    <26.3期業績予想>

    • 売上高は、6兆3,300億円とYOYプラス7.0%の増収
    • 営業利益は、1兆1,780億円のYOYプラス5.3%の増益
    • 当期利益は、7,480億円とYOYプラス9.1%の増益
  • パーソナルセグメント:お客さまのつながる体感価値を進化させ、ライフタイムバリュー向上による事業成長を目指す
  • ビジネスセグメント:収益性の高い強固な通信を軸に、IT市場でも高成長のデジタル基盤領域となるグロース領域にリソースをシフトし、高成長を目指す
  • 26.3期DPSは7.5円増の80円(予)。24期連続成長を目指す
  • 総額4,000億円(上限)の自株式取得(取得期間2025年5月15日~12月23日(予定))うち3,500億円の自己株式公開買付けを決議

4. 未来への取組み

  • ステークホルダーとともに成長していくための取組みを継続

質疑応答

質問者1

質問者2

質問者3

質問者4

  • Q他社の動向も踏まえ、今回のサービス改定の現状の受け止めを教えてほしい。
    A
    新料金プランの申し込み受付はこれからのため、現時点で手応えについてお答えできる状況にはない。今回のサービス改定では、強みである通信と付加価値を含めた「auバリューリンクプラン」の価値をしっかりお客さまにお届けしていきたい。
  • QUQ mobileの競争環境は、今後どのように変わってくるか。
    A
    UQ mobileは今回2つのプランにシンプル化しており、その一つであるトクトクプラン2ではギガ容量を2倍にした上で、その他の価値を追加させていただいている。例えばサブスクぷらすでは、サブスク利用料の最大20%が返ってくるため経済メリットが出てくる。他社がどうするかは分からないが、今回の新たなUQ mobileのプランに関しては、お客さまへの価値提供と経済メリットを含めてご提供させていただいている。
  • Qモバイル収入の定義変更について、どのような狙いがあるのか。
    A
    今回のサービス改定により通信と付加価値の垣根がなくなってきているため、Pontaパスやサブスクぷらすなどの付加価値を一体で見せた方が良いと考えた。金融事業は事業特性上、切り離して定義した。

質問者5

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